かぐらむら

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今月の特集よき時間、よき思い出が擦り込まれている場所とモノ

古きを活かす

モノの持つ歴史を想像すると止まらなくなる

ギャラリー無生

photoギャラリー無生は平成14年、神楽坂沿いのとあるビルの中から、築50年の古い二階建ての民家に移動した。日本の古い家を使いたいと思い、ずっと物件を探していたというオーナーの瀬川秀明さん。以前、喫茶店として使われていたその民家が空き、「お金をかけずにできるだけそのまま活かす」というポリシーのもと、ギャラリー&カフェとして再び息を吹き込むことになった。

店内には古いモノがたくさんある。「汚れたり傷がついても、時が経っても、いいものはいいものです。人間も一緒だと思います。例えば、若い時にむちゃをしてもいい(笑)。いろんな経験、知識などが合わさって他の誰でもないその人の味になっていきますからね。」

photoモノや作品からそれぞれの歴史、ここに辿り着くまでのストーリーを想像すると止まらなくなるという。瀬川さんは、神楽坂に惚れ込んで自身も住んでいる。実際住んでみて痛感するのは、町がどんどん様変わりしていき、町の良さがどんどんnなくなってきていることだ。「古いものと新しいものが融合されればいいと思います。今までもうまく変化してきたのだと思うし、これからもそうであってほしい。」