かぐらむら

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今月の特集小さなライブ空間が花ざかり

小さなライブ空間

落語とベルギービール

ブラッセルズ 神楽坂店

photo このところ、神楽坂のここかしこに寄席が出現するようになった。喫茶店に、居酒屋、そしてバーで。ふだんの夜はベルギービールが堪能できる「ブラッセルズ」では、寄席がはじめられて既に三年。
 元々、小さな頃から違和感なく落語に親しんできた西條店長、週に一度の寄席通いは欠かさない。そしてある日思い立つ、「若い人たちががんばっているのを見ていると、自分に何か出来ないかって考えたんです。

『じゃあ、ここで寄席をやってみよう』って。今まで寄席に足を運んだことが無い人に、ぜひ来てもらおう」と。そして一言、「落語を知らない人生って、どこか損をしているんじゃないですか?」
 「落語って演者一人で作り上げるものではなく、聞く人、聞く空間で作り上げるもの、つまりライブですよね」と、寄席当日はお客さんにも手伝ってもらって店の机で高座をつくり紅色の毛氈をかけ、壁には紺色の幕をひろげる。

photo そして、読者には、「小さな寄席小屋ですけれど、小さいだけに落語家さんを身近に感じながら、人生に残る一席が聞けるかもしれませんよ」と一言。ライブとは、まずは自分で感じることから、だ。(高)