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今月の特集神楽坂の魅力と今後の抱負を語る

はじまった、ばかり。

はじまった、ばかり。Part6

小山朱美さん/中村育子さん/平山泰行支店長さん

photoUn gateau(アン・ガトー) カフェ
小山朱美さん


美味しいといわれるより、ご近所付き合いがうれしい

2004年10月開店。フランスでお菓子の勉強をしていたため、当初はフランス焼き菓子も出していましたが、現在は素材にこだわったシフォンケーキやクレーム・ブリュレなど、シンプルなものを中心に出しています。新参者だから「渋い目」で見られるかなと思っていたら、ご近所の方が「新しい店だから」と知り合いを連れて来て下さり、すごくよくして下さるんです。「美味しいと言われる以上に、近所付き合いがこんなにいいなんて」と感激しています。かくれんぼ横丁入り口にあるためか、観光客に道を聞かれたり、飛行機で季節ごとに通ってくる(!)神楽坂通の方と話したりする機会が多くあります。これからはわざわざいらして頂ける方に、もっと神楽坂の情報を発信していきたい、また土日限定で、天然酵母パンやキッシュや新しいお菓子も出していけたらと考えています。
【住所】東京都新宿区神楽坂3-1-26-1
【TEL】03-3260-6615

photoNPO法人粋なまちづくり倶楽部 中村育子さん

メイドインNPOのお土産

話はごく自然に始まった。今年(2005年)1月、NPO法人粋なまちづくり倶楽部でアメリカから講演者を招待した時に、お礼に何か神楽坂らしい手作りの土産をプレゼントしようということになった。その時、手をあげたのが中村さんだった。和の小物作りにかけては自信があった。そこで「粋まち福袋」と称して手作りのコースター、ブックカバー、エプロン、Tシャツなどを美しい柄の古裂で丁寧に作り上げた。その時の作品があまりに好評だったので、話しが続いた。(2005年)8月にはセッションハウス主催のイベントでブルガリアから来日するダンサーのために。秋には、地元のりそな銀行の依頼で和のお土産グッズに挑戦する。「私の作るもので、同じ柄のものは一つもありません。柄選びが勝負なんです」と。最近は、創作の材料となる古着を提供してくれる人まで現われて、中村さんへの期待ばかりが大きくなっている。

photoりそな銀行神楽坂支店 平山泰行支店長さん

本当の地域密着型銀行を目指して

「まちとのつながりを深めたい」りそな銀行神楽坂店の平山支店長の言葉は熱い。地域の中で銀行がまちの人々に役立ててもらい、金融相談の窓口として十分に機能させるには、どうしたら一番良いのか。ロビーには、地域の情報誌やイベントのチラシなどを揃え、ちょっとした地域情報発信コーナーを開設。外のショーウインドーには、毘沙門寄席の落語ポスターを貼り、最近では東京都心地域のお客さまホームページの中に「神楽坂地域特集コーナー」を設けようとしている。さらに顧客へのノベルティグッズに地元NPOの力を借りて神楽坂らしい和の小物制作にも着手した。平山支店長の取り組みは、いま地域から新たな期待が寄せられ始めている。