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今月の特集子どもが神楽坂で楽しめる催し

おいでよ子どもたち!

伝統文化に触れてみよう!

アンデルセン童話落語会/のうのうきっず

photoアンデルセン童話が落語になって老若男女が大笑い

2005年春、童話の面白さを日本の伝統話芸(落語)で蘇らせるという初の試み、アンデルセン童話落語会が開催された。主催者の山中典夫さんは「子どもの方が受けて大笑いしている。初めてなのに咄家と掛合いをしているんですよ」と、その新鮮な印象を語る。感じたままを大胆に表に出して伝える。自由に反応するなどの子どもの姿勢に、外面を取り繕う大人には、うらやましく思える。素直に表現することに大人たちも学ぶことがあるようだ。
「落語の世界から今はない日本の生活様式を、独特なリズムから日本語らしさを自然に覚えて欲しいですね」という。次回は『マッチ売りの少女』など子どもによく知られたの演目を予定、その様子をインターネット中継もしたいと意欲的だ。実を言えば子どもも大人も、面白くて笑えるのがアンデルセン童話落語会なのだ。

アンデルセン童話落語会
【日時】5月6日(土)17時30分開演
【場所】善國寺 毘沙門天書院
【TEL】03-5229-5899(北欧留学情報センター)

photo伝統芸能に触れて大喜び身近に感じる「能」の世界

趣ある舞台を守り続ける矢来能楽堂。伝統芸能である能は「みたことがない」「難しそう」という印象が強い。当主観世喜之師は「ぜひ興味を持って身近に感じて欲しい」という思いで毎年12月に地元の小学生を対象に、ボランティアで能楽鑑賞教室を続けている。皆ほとんどが初めての能鑑賞で、子どもたちは実際に生の舞台から受ける迫力や謡のリズム、お囃子の響きなどに触れて大喜び。公演終了後には生徒たちからたくさんの感想文が寄せられ、「演じる側にとって何よりうれしいものです」と語ってくれた。そこには見せる側の熱意や工夫が感じられる。近年は夏休みに親子で体験できる「のうのうきっず」も開催。子どもたちは仕舞に挑戦、親は謡にと親子の協力で楽しみながら舞台を作ることができる。小学生のうちから能の魅力に触れられるというのは大変恵まれている。そこにはやはり主催者の心意気があったからであると思う。

のうのうきっず
【日時】8月(夏休み中)予定
【場所】矢来能楽堂
【TEL】03-3268-7311