かぐらむら

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今月の特集Take out & walk while eating

小腹空かせて、急ぎ道。

カフェオレ片手に名画座へ

Bルート

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「ギンレイホール」で気合いを入れて映画を観ようとするとき、小腹が空くのが気になる。かといって、ちゃんと食事をして、本編が始まってしまっては、筋がわからなくなるので困る。また、モノを噛みながら観たいとは思わない。だから持ち込むものは、予告編の時間帯で手早く済ませられるものに限る。においや音にも気をつけたいので、どうしても「パン」が中心になる。サンドイッチは、中身の落下が気にもなる。6丁目の「リトルマーメイド」や「ベッカー」「亀井堂」などはちょうどよい。

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飲み物は館内の自販機もあれば、街中にテイクアウトがある。流行のチェーン店もいいけれど、ここは、ちょっと差をつけて「緑の豆」を利用してみよう。豆の挽き売り専門店だが、最近「まちを歩きながらいただきたい!」というお客の要望に応えて、紙コップに入れたテイクアウトも始めた。さすが専門店のコーヒーである。種類は豊富で、「神楽坂」「朝日坂」といった土地にちなんだブレンドもある。今夜観る映画にあわせるなら、どんなブレンドにしたらいいのか。シリアスな社会派なら、苦味の強いものを。フランスの恋愛物語ならやはりカフェオレか。酸味や苦味を今夜の映画のストーリーに重ねあわせるのは楽しい。ところが、6丁目のお店なので、坂を下って持っていくうちにちょっとさめてしまうかも。そこは、そこ。交差点で信号待ちしているときにふうふういってすするのもいいもんだ。
◎正