かぐらむら

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今月の特集今、神楽坂で気になることを手紙にしたためます

拝啓、神楽坂様

お変わりありませんか。

「拝啓、牛込濠様」「拝啓、かぐらむら様」

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拝啓、牛込濠様

徳川様の時代がおわってだいぶ経ちますね。
私たちも楽隠居できるのかと思ったら、
埋め立てられたり、グラウンドになったりと、
あまり穏やかではない余生をおくっている兄弟が多いようで。
あなたはといえば、ただボートをぷかぷか浮かべたり、
釣り堀代わりなったりと、のどかなお勤めかと思っていたら、
最近はますますにぎやかにやっていますね。

ひょろっとしていたソメイヨシノの並木も立派になり、
なんだか今の方がお濠らしく見えます。
水上カフェなんてできてしまって、
大先輩の千鳥ヶ淵よりお洒落になったのでは。
この春もだいぶ人が来るのでしょう。
春だけじゃなくて、先だっての秋には、テムズ川に負けじと
レガッタレースなんてやってましたね。
いや、立派なものです。
お世辞じゃないですよ、ちょっとうらやましいだけです。

−飯田濠より−

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拝啓、かぐらむら様

最近のあなた様の発行日は、とても乱れております。
仕事が忙しいというのは、言い訳にはなりません。
誰だって働いていれば、忙しいに決まっています。
今まで私は、偶数月の1日発行というのを信じてました。
その日は特別に仕事を早く切り上げて、神楽坂のカフェに陣取ります。
そこで最新版のあなたを手にして、
これからの神楽坂の芸能や芸術のイベントをチェックして
メモ帳に記入するのが、私の暮らしのいわばアクセントだったのです。

前号も前々号の時も、私はいつものカフェに入ったのに
あなた様は、届いていなかった。
一度なら我慢もしますがこう何度も発行日が遅れては、
せっかく築いた信頼関係にひびが入ることになりかねません。
どうぞ、心待ちにしている人々を
裏切るようなことをなさらないでください。

−一読者ファンより−

※小誌29号は2日、30号は約1週間発行日が遅れてしまいましたこと、ここにお詫びいたします。ごめんなさい。