神楽坂 紅谷の想い出
紅谷の思い出の品(3)
菓子引換証(本郷森川町紅谷(文京区西片2-21)発行/井上明氏蔵)
紅谷の親族が経営する3軒で額面と同額の菓子と引き換えることが出来た。昔は大きな葬式饅頭を配る習慣があったが、来客数が不特定なので菓子引換証を配る様になったそうだ。もりそばが1杯7銭の頃のもの(井上明氏談)
年賀てぬぐい包み紙(福屋:福井清一郎氏蔵)
前号のてぬぐい特集に載った紅谷のてぬぐいの包み紙。桃の節句を思わせいかにもお菓子屋さんらしい。
広告マッチ(5.5cm×3.5cm/斉藤匠司氏提供)
戦前、関西在住だった所有者のお父様は、上京の度に有名店を訪れ珈琲を楽しまれるハイカラな方だった。神楽坂紅谷の知名度が東京だけではなかったことが解る。