かぐらむら

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今月の特集10年後のまちへ伝えたい、4つの試み

持続可能なまちづくり

未来遺産運動

〈2009年12月「神楽坂まちづくりの会」登録決定〉

photo日本ユネスコ協会連盟が、昨年スタートさせたばかりの「未来遺産運動」。これは、次のような理念に基づいています。「長い歴史を超えて人々が紡ぎだしてきた文化遺産、自然とともに生きる知恵や工夫のなかでつくりあげてきた自然遺産、これらを未来に伝えていこうという人々の意欲を活性化させることによって、時代を切り拓こうするもの」。文化遺産、自然遺産を守ろうとする市民活動を応援するための仕組みづくりが始まったのです。

2009年〜2011年のプロジェクト未来遺産の重要テーマは、「危機にある遺産」と「生物多様性」です。昨年度の応募では、全国32都道府県、50件のプロジェクトが応募し、厳正な書類審査と、現地調査の結果、10件のプロジェクトが選ばれ登録されたのです。関東地方では、唯一私たちのまちの「神楽坂まちづくりの会」だけが登録されました。

なぜ神楽坂が選ばれたのか、それは路地を中心とした「粋な伝統的界隈」が未来に残すべき価値ある文化遺産として評価されたことであり、それを守ろうとする市民活動の必要性が認められたことでもあります。未来遺産に登録されることによって、まちづくりの様々な市民活動、たとえばまちのガイド活動、まちの清掃活動、まち飛びフェスタ、伝統芸能の支援などが、幅広く応援されることになります。さらにこれから始まる未知数の活動も含め、神楽坂の未来につなぐ大きな一歩です。