かぐらむら

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今月の特集10年後のまちへ伝えたい、4つの試み

持続可能なまちづくり

神楽坂まちづくりルール

〈2010年2月ルールのまとめ完了〉

photo神楽坂では、まちづくりの会が発足(1991年)して以降、まちづくり推進計画(92年)、まちづくり憲章(94年)、神楽坂通り沿道1〜5丁目地区まちづくり協定(97年)など、地元主体で策定したまちづくりの理念や方針が明文化され、ルールとなっていました。2007年には、神楽坂3、4、5丁目地区地区計画が策定されるなど、ゆっくりではあるが、まちづくりルールが積み重ねられています。また、新宿区でも景観条例や景観ガイドラインが策定され、3000平方メートル以上の開発計画については景観アドバイザーとの対面協議を行うなどの施策が開始されました。また地区計画の拡充も検討されています。

他方、これまでのルールだけでは神楽坂の魅力をしっかりと守ることは難しく、この10年以内にも路地界隈での開発が相次いでいます。そこで、これまでに作られ、定着してきた神楽坂まちづくり憲章やまちづくり協定の理念に基づいて、それらを補完、充実するため、2009 年度に「(仮称)粋なまちなみルール」が検討されています。このルールは、街並みや建築など「かたち」に関する規準を中心としますが、その根拠や背景となる「まちづくりの心」を重視し、表面的・形骸的にならないように配慮されています。

photo粋なまちなみ建築ルールのつくりかた
ルールの検討主体はNPO粋なまちづくり倶楽部です。ただしNPOは神楽坂のまちづくりの意思決定機関ではないので、住民や商業者、神楽坂を愛する人たちの皆様の意見を取り入れながら、まちづくりルールの提案をまとめ、興隆会はじめ区など関係の方々に提案します。人々の意見を取り入れるため、神楽坂まちづくり興隆会と神楽坂まちづくりの会の協賛を得て、昨年9月から今年2月までの6ヶ月間、毎月1回ワークショップが開かれています。ワークショップは一般公開方式で誰でも参加でき、今年度末には、成果がまとめられます。