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今月の特集平成22年8月22日

赤城神社 本殿遷座祭

約160年振りの神事

本殿遷座祭とは

photo700年近い歴史を持つ赤城神社の本殿遷座祭が、本殿の竣工に伴い2010年8月22日に執り行われます。そもそも本殿遷座祭とは、本殿の建て替えの間、仮殿に鎮座していた神様を、本来の神殿である本殿内にお還りいただく神事のことです。

江戸時代、赤城神社は、「赤城大明神」と呼ばれ、「日枝神社」「神田明神」と並び「江戸の三社」といわれ、この三社の山車、練物は、江戸城から竹橋、内堀を通って、半蔵門に出ることが許されるほど格別の扱いでした。しかし天保13年3月の大火で社殿を全焼。その後再建された神殿は、壮麗なもので、拝殿の花鳥の図柄、奇禽異獣の彫り物など参拝客の人気を集めていました。

photoその社殿も、太平洋戦争による空襲で昭和20年4月に消失。再建は、昭和26年に本殿が、34年に拝殿が完成しました。この時は、戦災による消失のため、遷座祭は執り行われていませんでした。今回の本殿遷座祭は、天保の大火後の再建時以来の神事としてきわめて稀なことです。
写真上:昭和初期、戦前の赤城神社。現在のサンクス脇に鳥居があった。
写真下:幕末から明治、昭和20年の戦災まであった拝殿。その後、天水桶と狛犬は、平成の時代まで生きのびた。