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今月の特集2011年4月9日

神楽坂をどりの歩み

平成6年の三越劇場公演以降休演が続いた

広い明治座の客席を満席にする「神楽坂をどり」の会は、昭和48年第8回まで続き、第9回からは、会場を三越劇場へと移す。この頃は2日間興行でそれぞれ別の演目を行っている。芸者衆が多かっただけに演目もたくさん必要だった訳である。

第10回からは、春と決まっていた公演日を秋に変えて、平成2年まで同じ三越劇場で開催。この年は、バブル経済崩壊の翌年であり、深刻な不況へと突入し始めた年でもある。翌平成3、4年「神楽坂をどり」は開催されなかった。「これでは神楽坂花柳界も沈んでしまうとの思いから、平成6年に3年振りに開催するものの、翌年からはピタッと公演が止まってしまった。世間では円相場が急騰し1ドル100円時代に日本経済は先の見えない不安にとらわれていく。

神楽坂花柳界は、平成11年まで発表の舞台を踏むことがなかった。この間、社会ではオウム関連事件や阪神大震災などがおこり、世相は暗い時代が続いた。