かぐらむら

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今月の特集未来の神楽坂へ、伝え残しておきたい

無形の文化財

「神楽坂をどり」地域あっての花柳界、花柳界あっての神楽坂

 

photo神楽坂をどりのあゆみを振り返ると、継続のためにさまざまな困難と出会ってきたことがわかります。平成6年三越劇場での公演以降は、6年間開催できなかった不遇の時代もありました。再開の声はあったのですが、会場や衣装など準備にかかる費用などを考えると、簡単には再開できなかったのです。再開への強い希望は、若手の芸者衆から上がりました。「発表の舞台がなくては、お稽古に張り合いがない」。伸び盛りの若手芸者衆のこうした声は、上のお姐さんたちを突き動かしました。「手づくり、手弁当でもいいから、自分たちの踊りの会をやりたい!」こうして平成11年、地元毘沙門さまの書院を借りて、7年振りに復活したのです。その時の会の名称は「華の会」。地元商店街をはじめまちの人々は、こぞってこれを歓迎、応援したのです。

 

photo一度は途絶えてしまいそうだった神楽坂をどり、今では神楽坂になくてはならない伝統芸能であり、春のあでやかな催事として広くまちの内外を問わず多くの人に歓迎されています。その後、神楽坂をどりの規模は大きくなり、開催日は地元の箪笥町区民ホールが「神楽坂劇場」と呼ばれ、会場のロビーには、神楽坂の味の名店が揃って出店のコーナーを出して神楽坂をどりを応援しています。