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今月の特集履物店「助六」/代表取締役 石井 要吉

履物の鼻緒を挿げる

創業100年の3代目

photo飯田橋駅から神楽坂通りを登りきる手前の左側、龍公亭の右隣に履物店「助六」がある。現在の店主は石井要吉さん。創業明治43年の老舗店の3代目だ。
初代は祖父の要さんで、日本橋橘町にあった履物の卸売業・中田屋助六で丁稚奉公の後、のれん分けをして神楽坂の地へ。


初代は要吉さんが10歳の頃に亡くなり、2代目は4年前に95歳で亡くなられた清さん。町には、店頭で働く清さんを懐かしく思い出す方も多いのではないだろうか。
助六をひいきにしていたのはこの地ならでは客筋で、菊池寛や宮城道雄、吉田茂といった多くの著名人が顧客であった。